英語ニュースで英語学習:for all intents and purposes
2022年11月3日のCBS Evening newsで"for all intents and purposes"という表現を学びました。
現在アメリカでは、子供の間でRSVという呼吸器系の病気やインフルエンザが流行しています。そのため、Amoxicillinというメジャーな抗生剤が不足する事態になっています。しかし、医師によると、Amoxicillinに代わる抗生物質がたくさんあるため心配はいらないとのことです。その説明の中で"for all intents and purposes"が使われていました。
[1:39~1:52]
Roxana: Should parents be concerned?
Doctor: Parents shouldn’t be concerned, cause luckily, we have many different antibiotics to use, but we do have choices. But, I mean, for all intents and purposes, we really would like more Amoxicillin on the market.
"for all intents and purposes"は直訳すると「あらゆる意図と目的のために」です。しかし、熟語として「あらゆる点で、どの点から見ても、実際は」という意味になります。「実際は」より「あらゆる点で、どの点から見ても」の方が英語に即した意味なので、覚えやすい気がします。
【和訳】
ラクサナ:保護者は事態を深刻に捉えるべきでしょうか。
医師:深刻に捉えなくても良いと思います。なぜなら、幸運にも使用できる抗生剤は他にもあり、私たちには選択肢があるからです。しかしながら、やはりあらゆる点で、Amoxicillinがもっと市場に出回ってほしいと思います。